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2006/01/26

第59章 旅立ち!!

 昨年2月から書き始めたブログ「雑種犬ポチの一生」に、多くの方達がアクセスして下さいました。また、多数コメントを頂きました。心より厚くお礼申し上げます。

 ポチとの思い出を綴る事により、ポチと暮らした14年の歳月を、改めて私達の心のアルバムに刻む事が出来ました。家内にとっても私にとっても、ポチの存在は大変大きかったのに、如何せんポチの写真が少ないのは、今になって悔やまれることです。身内バカですが、「あの時のポチは可愛かった!あの時のポチは意地らしかった!反対に、あの時のポチは困ったちゃんだった!」等々、今は本当に楽しくポチを思い出しています。これも皆様方が、私どものブログに遊びに来て下さり、又色々とメッセージを下さった事が励みになりました。重ねてお礼申し上げます。

 ポチを旅出させた事で私達も、「縁あって家族になれて良かった。!ポチありがとう!」という、感謝の気持ちで一杯です。そして私達も、ポチからの旅立ちです。

 このブログを応援してくれた人の中に、家内の甥がいます。家内と私の誕生日(1日違い)に、家内の姉一家から宅急便が届きました。明るいフラワーアレンジメントと、私達(特に私)の大好きなチョコレート、そして甥からの額縁に納められた絵でした。
 その額の中には、可愛いポチがいました・・・。家内は、久しぶりに感涙していました。悲しさではなく、うれし涙でした。

 甥からのプレゼントの絵を掲載いたします。
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 彼は、この秋、京都市内にて、「いきもの交響楽 第四楽章」の題で個展を開く予定だそうです。これまでも小規模ながら、心暖かい個展を開いてきています。もし、お近くの方で、機会があれば覗いてみようという方は、右サイド下方の「メール送信」から、当方にメールを送って頂ければ、後日、日程、場所等決まりましたら、当方よりご連絡差し上げます。 
 優しさをありがとう!思いやりをありがとう!家内から皆様へのメッセージです。

 そして、これまでコメントを頂きました方々、幸さん、レオママさん、ヒナタロウの母さん、くっくちんさん、hitujiさん、ゆきさん、ばあやんさん、グリンドルさん、ののパパ・ののママさん、ありがとうございました。
 またこれまで、私達とポチを見守ってくださった方々、ありがとうございました。

 またいつか、形を変えてお目にかかれる日を楽しみにしています。  完
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2006/01/14

第58章 丹波の風に誘われて

 ポチが私達の前から姿を消した平成16年8月から、4ヶ月半が過ぎ、年末を迎えた。私達は、正月を二人の実家で過ごすため、冬の丹波へ帰省した。
 
 私は年末に帰省したならば、再びポチを捜そうと心に決めていたが、雪に閉ざされた殺伐とした田や、除雪した雪を脇に高く積み上げられた道を呆然と眺めた時、時の流れを感じざるを得ず、たとえ場所は同じであったとしても、夏の日のあの場所へは二度と行くことは出来ないことを実感したのであった。
 それでも雪を踏みしめながら、家内と一緒に心当たりを何箇所か捜したが徒労と終った。

 明けて平成17年、私は仕事に役立つならばとブログを始めたが、ポチの生きた記録を何とか留めたいと思い立ち、彼のこともブログに記すことにしたのである。もう一つ、ポチのブログを始める理由があった。それは、ポチの失踪後、家内がポチの為に創った「詩」を披露したいと思った為であった。
 
 その詩「丹波の風に誘われて(1ページ目)」と「家内のコメント(2ページ目)」を披瀝しますので、宜しければ下をクリックしてください。

「poem1.doc」をダウンロード

                                    つづく 

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2006/01/06

第57章 ポチのいない我が家

 平成16年8月17日、現実にはいないポチを後部座席に感じて、私達は車を我が家へと走らせた。
 互いに「クヨクヨしても仕方ないから安全運転を心掛けて!」と声を掛け合うのだが、如何せん単純な高速道路の運転である。ついつい余計な事を考えて、不覚にも目頭が熱くなるのであった。

 運転中の私に、助手席から家内が、「えっ!泣いてるの!?」と声を掛ける。
 「泣いてなんかいないよ!」と私。「危ないっ、次のサービスエリアで運転変わる!」と家内。
 ところが家内が替わって運転を始めても、やはり同じ状態になってしまう。私達はその度にサービスエリアに入り、「事故でも起こしたら本末転倒だからね!」とお互いを叱咤しながらの家路であった。
 大津サービスエリアでは、レストランで琵琶湖を眺めながらゆったり朝食を取る事が出来た。家内は「ポチがいないお陰だね、」と涙声で強がりを言った。こうして、やっとの思いで辿り着いた我が家であった。
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 荷物の整理をした後、何時もなら、お隣に帰宅した旨の挨拶にいくのだが、この時家内は「どうしよう、涙が出て来て話にならないよう、」と言って直ぐには行かなかった。しかし夕方になって、「もう大丈夫、落ち着いたから・・」とお隣へ行ったのだが、ポチの事を何時も気に掛けてくれている、奥さんの「あれっ、ポチは・・?」の声だけで号泣したのであった。翌日、田舎の手土産をもって、近所の友人達の所に出かけた家内は、その都度号泣してしまったようだ。

 私も家内も、仕事が始まり、仕事に夢中になっている方が、気が紛れ楽であった。そんなある日、テレビを見ていた家内が、「私達って甘いよね!老いた犬がいなくなったことでもこんなに辛いのに・・、可愛い子供が拉致された人達の心の叫び・・、私は自分の痛みとして感じてなかった、恥ずかしい!」と言い出した。私も同じ思いであった。ポチとの生活は心の安らぎや、暖かさを味合わせてくれたが、最期にポチは私達に、人間としての優しさ、思いやりを、気付かせてくれたのであった。

 暫くして家内は、何時もお世話になっていた獣医師のN先生に、これまでのお礼を兼ね、ポチの事を報告に出かけたが、先生が留守の為、女医先生やスタッフの方に挨拶して来たとの事であった。
 翌朝、我が家に掛かってきた電話に出た家内が、暫くして泣きながらの応対となった。ポチがいなくなった事にびっくりされたN先生が、「地元の保健所は?警察は?」と、色々アドバイスの電話をしてきて下さったようだ。有り難い事である。家内は、あらゆる手立てを講じたことを、丁寧にN先生に報告したのであった。

 私達はポチを通じて、本当に色々な方々から思いやりや暖かさを頂いた。本当に感謝の気持ちで一杯である。私がこのブログを立ち上げたきっかけの一つは、家内が書いたポチの詩である。次回は家内の詩を・・・
                                   つづく

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