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2005/07/04

第20章 ポチが手術を受けた日 

 ポチは右後ろ足の中指を、怪我による手術のため無くしていた。
 ある日、家内がポチを連れて散歩中のことであった。突然、リードをはずされた犬が、吠えながらポチに向って突進してきた。ポチは最初その犬に対し、尻尾を振っていたとのことであったが、委細かまわずその離れ犬は、ポチに飛びついてきた。

 離れ犬とポチは互いに牙をむき出し、唸りあい絡み合った。リードを付けられているポチの動きは制約され、離れ犬に後ろから絡まれる状態となった。家内は「誰かっ!来てっ!」と叫んだ。すぐにその犬の飼い主が走って来て、犬をポチから引き離し、家内に「すみません!」と誤り、「大丈夫ですか!?」と問い掛けた。

 気が動転していた家内は、その場では「大丈夫です」と答えたが、ポチはその時、右後ろ足先を噛まれていたらしく、爪が剥がれ血が出ているのを、家に帰ってから家内は気づいたのであった。
 直ぐに、N獣医師へ駆け込み診てもらったが、なんと爪が剥がれただけではなく、噛まれた指の骨が折れ、外に突き出ているとの事であった。
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 N先生は、「傷口が深いので、そこから細菌が侵入し、重大な疾病になる可能性もあるので、私としては手術を薦めます。傷めた指を切断しても、術後の生活には全く支障は無いでしょう。」と言われた。このことにより、ポチは右後ろ足の中指を切断する手術を受けたのであった。

 以前のポチは、どんな犬とでも上手にコミュニケーションが取れる犬であったが、この出来事以後、他の犬に対する好き嫌いがはっきりしてしまい、気の合わない犬には敵意を見せるようになった。
 もちろん、気の合う好きな犬には、全身で喜びを表したのはいうまでもない。
                                    つづく

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