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2005/07/24

第30章 無念!ポチ去勢される!

 夕食後、ポチは私達の側で過ごすのが日課であった。ソファでくつろいでる私達の側でポチは、家内の膝に寄り掛かり、ゴロリと寝転ぶのが好きであった。
 
 その内に、お腹を擦ってくれと、寝転んだまま前足で、私達の足をカリカリと擦る仕草をするのである。テレビに見入っている時の私達は、ソファに座ったまま足で、ポチのお腹をそっと擦ってやるのであった。このポーズは私達にとって、腹筋を鍛えるエクササイズとなり、結構きつかったのである。
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 また私達が、ポチのお腹を撫ぜないで無視していると、「もうっ、サッサと撫ぜてっ、何をぐずぐずしているの?」というように頭を持ち上げ、私達の顔に眼を飛ばすポチであった。
 「生意気!ポチ、なにその態度は!」と、家内は譲らず無視しつづける。するとポチは「お願い!お願い!」とばかりに後ろ足で立ち上がり、家内の膝に寄っ掛かりながら、両前足で家内の手をカリカリと掻いて、お願いポーズで催促するのであった。

 そこまでやれば無視できずポチの勝ちである。
 家内は「ヨッコラショ!」と、ソファの座面部分を背もたれにして床に座り込み、ポチの大好きなマッサージタイムが始まるのである。

 冬毛の時は見逃していたが、夏に向ってお腹の毛が薄くなったとき、家内がポチの異変に気が付いた。
 睾丸の1個がもう1個に比べ極端に大きくなっていたのだ。ポチの様子に変わりはなかったが、やはり気になってN獣医師に診てもらう事にした。

 先生は「うぅ~ん、ポチは9歳かぁ?念の為に手術しとくかなぁ。」と決断された。このままで、悪影響を及ぼさないかも知れないが、念のためということであった。「去勢手術自体は難しいものではありません。」との先生の言葉で、私達も後々悔やむことが無いよう手術をお願いする事にした。

 朝にポチを預け、夕方には迎えにいける手術であった。数日間、飲み薬を飲ませ、1週間後に抜糸となった。
「暫くは紫色の状態が続きますが、後は日にち薬ですから。」と先生はおっしゃったのであった。
 無念!ポチ!9歳の夏で去勢となったのである。
                                      つづく

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コメント

ヒナタロウの母さん、今晩は。
ポチを良く診て頂ける、獣医の先生は、足の指の切除の時といい、去勢の時といい、スパッと決断されます。最初は手術が好きな先生だなあ、と思っていましたが、後になって本などを読むと、去勢は出来れば早めにしたほうが良いように書いてあり、先生の判断は間違っていなかったと、感謝している次第です。

投稿: 益樹 | 2005/07/29 01:19

ポチちゃん、去勢してたんですか よかったですね。
タローは去勢していなかったんですけど、晩年肛門周囲線腫という病気になり、肛門が腫れて大変でした。去勢していれば、防げた病気のようでしたので、ほんとうに後悔しました。
肛門周囲線腫が小さいうちに肛門と両方の手術を勧められましたが、糖尿という病気でもし予後が悪いと・・・決心が付きませんでした。いまも、あの時期手術は、しないほうが、よかった。と思っていますが、去年の夏はこの病気とも格闘する羽目になって、若いときに、去勢さえしとけば・・・とタローにかわいそうなことをしました。

投稿: ヒナタロウの母さん | 2005/07/28 18:34

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