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2005/06/10

第14章 ポチのお泊りⅠ チェックイン編

 私達の楽しみの一つは旅行である。もちろんいつもポチを連れて行ってやれればいいのだが、1、2泊の国内バスツアー、数年に一度の海外旅行ともなると、そうもいかない。
 有り難い事に、我が家から歩いて2~3分の所に、掛かりつけのN獣医さんがあり、ポチを預ける時は、いつも先生にお願いしていた。
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 旅行に行く前必ず、家内はポチを呼び寄せ「ポチは明日からお留守番、N先生でお留守番、1,2,3・・ 3日間お留守番・・」泊まる日数の数だけポン、ポン、ポンと彼の背中を軽く叩いて、「ごめんね」と抱きしめて話かけていた。

 何度か旅行を繰り返す内に、ポチはすっかりこの言葉の意味を理解してしまった。
 家内が「ポチ話がある、おいで・・」と言って「あのね、お留守番・・・」と話し出すと、家内の膝をカリカリ掻き、頭を摺り寄せて「いやだ!!置いていかないで!」と、必至で甘えていた。
 
 「N先生に行くよ!」と家内が玄関に出ても、部屋の隅に隠れて出てこない。先生の所に行く手前までジャンプを繰り返し、ささやかな抵抗をした。・・が角を曲がり、医院が見えると覚悟がつくのか、スタコラサッサと階段を登った。
 
 目一杯見栄を張った男らしいポチであった。
                                     つづく

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コメント

ヒナタロウの母さん、コメントありがとうございます。
 早速、あこちさんのHP訪ねてみました。
ロン君と別れた後のご家族の心境は、私にも痛いほど良くわかります。心の中にぽっかり空洞があいている心境です。
 
 しかしながら世の中は私達に、その状況にいつまでも留まることを、許してくれません。悲しみを乗り越え、この後、しっかりと人生を送らないと、ポチに「弱虫だ」と笑われるような気がします。
  
 ポチのことは、楽しい思い出として、いつまでも記憶に留めていきたいと思います。

投稿: 益樹 | 2005/06/14 16:41

ポチちゃんがいなくなったいきさつは、よくわかりました。
わたしは、タローが虹の橋を渡るまで、老犬介護をし、
こころの整理をつけて、タローの"死”を迎えました。
そんなわたしでも、無償に寂しくなります。
わたしが、お世話になっているHPhttp://www11.ocn.ne.jp/~hemhem/
にあこちさんという方がいます。
あこちさんも、愛犬のロン君が行方不明になって、ほんとうに探してさがして、つらい気持ちをHPのなかで、吐露されています。
いまの益樹さんの気持ちがよくわかるHPじゃないかと思います。
ぜひ、一度たずねられては・・・
愛犬の行方不明で、さがして居る人が多いのに驚くきます。
益樹さんご夫婦は、老齢になって、静かに息を引き取るその日まで、ポチちゃんは、当然、ご夫婦の元にいるものと、思っていたはず!
やりきれなさが残りますようね。そういう気持ちをあこちさんのHPで知り、悲しみを知りました。

投稿: ヒナタロウの母さん | 2005/06/12 17:07

 ヒナタロウのお母さん、はじめまして。
コメント有り難うございます。ブログをお読み下さり重ねてお礼申しあげます。

 タローちゃんについてのHP、拝見致しました。
 文字通り家族の一員だったタローちゃんの介護を最後まで行われたことに、心から敬意を表します。

 私達のポチは、昨年夏、帰省先の実家で行方不明になりました。
 16歳になっていたポチは、目も耳も衰え、歩くのもおぼつかない状態でしたが、皆が気づかない僅かの間に、リードにつないでいた紐を振りほどき、リードを付けたまま姿を消し、みんなの懸命の捜索にも拘わらず、二度と私達の前に現れませんでした。

 詳しいことはブログの中で書いてゆく所存です。今後とも是非お立ち寄りください。

投稿: 益樹 | 2005/06/11 23:43

はじめまして、ココログの新着から、ここにたどり着きました。
ポチちゃんの14年を、一生懸命読ませていただきました。
わたしは、愛犬タローを去年の11月に亡くしました。タローの闘病生活については、おなじ病気の犬の励みになればと、HPで公開してまいりましたが、タローが、亡くなって介護日誌では、続けられないので、わたしのお気楽日記という意味合いを込めてブログを開設いたしました。
そのときに「雑種犬ポチの一生」にめぐり合いました。タローも男の仔でしたので、ポチちゃんと似たところがたぶんにあり、ほほえましくそして、懐かしく相槌を打ちホロリとしながら読ませていただきました。
そして、かねて懸案だったタローの闘病生活以外のタローをアップしたい。
HPをはじめたころ、ファイルとフォルダーのことがよくわかっていなかったわたしは、タローのHPのファイルを触ると頭が痛い(>.<)状態でしたが、ブログなら・・・やれるという気持ちになり、新しくがんばってみようとさせてもらえる ブログが、この「雑種犬ポチの一生」でした。
飼い主さんの愛情が、わたしと重なりコメントを入れさせていただきました。
TBもさせていただきます。よろしく、お願いします。m(_ _)m

投稿: ヒナタロウの母さん | 2005/06/11 20:55

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