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2005/06/22

第17章 ポチのエピソードⅢ 寿司食いねぇ~

 ポチの主食は、家内手作りの牛肉・鶏肉・豚肉と人参等野菜の炊き合わせであった。これらに、軟骨・砂肝・レバー等を取り入れ、ポチが喜ぶように色々工夫し、適量のご飯と混ぜ食べさせていた。ドッグフードには見向きもしなかった。
 
 獣医師のN先生からは、「ドッグフードは栄養のバランスも考えられています。飼主が毅然とした態度で臨めば、ドッグフードを食べますよ。食べるまで水だけでも大丈夫ですから・・・」とアドバイスを受けていたのだが・・・結局、私達よりポチの方が根性があり、私達が根負けした。結果、彼が老犬になり、シニア用を少量餌に混ぜて食べるようになるまで、ドッグフードなるものをポチは食べなかった。
5250家内が、友人達との旅行で幾日間か留守にするときは、留守の日数分だけポチの餌を作り、冷蔵庫に保存してから出かけた。私の食事のことより、ポチの餌作りが優先されるのである。もちろん、家内の留守中、ポチの世話をするのはこの私であった。
 
 余談だが、ポチの食費がかさむとのことで、おやつのジャーキーは私の小遣いで賄っていた。ジャーキーはポチの大好物のひとつであったが、さらなる好物は寿司であった。
 
 今夜は手巻き寿司にしようと、家内が寿司飯を作り出したら、ポチはもう台所にへばり付いて家内の後を追い回していた。
 私達が、それぞれ自分の好みのネタを手巻きにして食べ始めるのを、横目でチラチラ盗み見しながら、一目散に自分の餌を食べ、そして食べ終わるや否や私達の前にお座りして、手巻きを待つ。
 
 私は、親指の先ほどの寿司飯に小さなネタを乗せ、海苔に巻いて、ポチ用の手巻き寿司を握ってやる。そして、「ヘイ、お待ち!」と言って、ポチにやった。
 もちろん海苔巻きも大好き!舌舐めずりをしながら、尻尾をフリフリ次の握りを待つ。「早くくれっ!」、ポチはせっつく目で私を見上げる。
 
 「ヘイッ、お待ち!」、「パクッ」・・、「ヘイッ、毎度!」、「パクッ」・・、「お客さん、食べっぷりいいねえ、ヘイッ、お待ち!」、「パクッ」・・と繰り返しながら、私達は寿司パーティーの日を楽しんだのであった。                                               つづく

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