2009/12/31

来年は良い年でありますように

ご無沙汰しております。 今年も今日が大晦日、一年経つのは本当に早いものですね。 この1年、色々ありましたが、とくに大きなことは、5月に父が病にて亡くなったことです。 83歳の生涯を全うしての永眠でした。 喪中にて、年末年始のご挨拶は控えさせて頂きますが、来年は良い年でありますよう祈っております。

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2008/01/01

明けましておめでとうございます。

新年、明けましておめでとうございます。 拙著『新幹線に乗ったポチ』の刊行も15日と迫ってまいりました。 初版の発行が少なくて、取り寄せになる場合が多くなると存じますが、お許し下さい。 尚、インターネット書店のアマゾン書店やセブン&ワイ書店にても、注文を受け付けています。 カバー写真を掲載いたしました...

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2007/12/05

ポチの番外編 近況報告(2)

前回に続き近況報告をいたします。 『新幹線に乗ったポチ』の出版準備も順調に進み、表紙カバーのデザインも決定いたしました。 また刊行日は、新年1月15日になりました。 昨今の本離れの影響で、出版社としても売り上げ予測に対しかなり慎重になられていて、一版ごとの印刷部数を少なくし、売れればその都度版を重ね...

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2007/11/17

ポチの番外編 近況報告(1)

皆様ご無沙汰しております。 月日の経つのは本当に早いもので、ポチの旅立ちから3年以上が過ぎようとしています。 そして、このブログで前回の更新をしてからも、早1年10ヶ月になろうとしています。 前回の更新後も、絶えることなくアクセスをいただき、大変感謝し嬉しく思っております。 ここで近況報告をさせて頂...

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2006/01/26

第59章 旅立ち!!

 昨年2月から書き始めたブログ「雑種犬ポチの一生」に、多くの方達がアクセスして下さいました。また、多数コメントを頂きました。心より厚くお礼申し上げます。  ポチとの思い出を綴る事により、ポチと暮らした14年の歳月を、改めて私達の心のアルバムに刻む事が出来ました。家内にとっても私にとっても、ポチの存在...

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2006/01/14

第58章 丹波の風に誘われて

 ポチが私達の前から姿を消した平成16年8月から、4ヶ月半が過ぎ、年末を迎えた。私達は、正月を二人の実家で過ごすため、冬の丹波へ帰省した。    私は年末に帰省したならば、再びポチを捜そうと心に決めていたが、雪に閉ざされた殺伐とした田や、除雪した雪を脇に高く積み上げられた道を呆然と眺めた時、時の流れ...

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2006/01/06

第57章 ポチのいない我が家

 平成16年8月17日、現実にはいないポチを後部座席に感じて、私達は車を我が家へと走らせた。  互いに「クヨクヨしても仕方ないから安全運転を心掛けて!」と声を掛け合うのだが、如何せん単純な高速道路の運転である。ついつい余計な事を考えて、不覚にも目頭が熱くなるのであった。  運転中の私に、助手席から家...

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2005/12/30

ポチの休憩室(2)

 共に暮らした雑種犬ポチと私達との思い出が色褪せないうちに、整理し記録しておこうと思い立ち、このブログを書き始めて10ヶ月余り、書いているうちにも更にエピソードを思い出したり、私が知らなかった事を家内に教えてもらったりしながら、漸くここまで書くことが出来ました。また記事をお読み下さった方々から、暖か...

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2005/12/27

第56章 その後の日々

 私達は、平成16年8月16日(月曜日)を家内の実家で迎えた。前日まで、家内の兄弟姉妹とその家族が多数集まり、大いに賑わっていたが、お盆休みも少なくなり、皆それぞれの生活の場へと帰っていった。前日の夜帰る家族、16日早朝に帰る家族等々、「またお正月に!」と挨拶を交わしながら、それぞれのペースで去って...

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2005/12/23

第55章 ポチを捜す日々(2) 

 ポチが失踪してから二日経ち、手掛かりのないまま8月14日土曜日の朝を迎えた。この日も容赦のない日差しが、朝から照り付けていた。  何かポチを捜し出す良い手立てが無いものかと考えた私達は、実家の庭の道路に面した角地に、迷い犬の看板を立てることにした。  近くのホームセンターが開店するのを待ちかねて、...

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2005/12/14

第54条 ポチを捜す日々(1) 

 翌朝午前5時、私達夫婦は、夜明けと同時にポチの捜索を始めた。両親及び弟家族には、これ以上の負担を掛けたくなかったので、私達だけで出発した。その日も一段と暑くなることが予想された。  ポチを捜す途中、幾人かの人に声を掛ける。近くの畑で、既に仕事に取り掛かっていた老婦人に声を掛け、事情を話し尋ねるが、...

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2005/12/04

第53章 ポチが失踪した日(2)

 平成16年8月12日の夕方、私達は懸命にポチを捜し続けていた。西日は容赦なく私達を照らして、体から汗を噴出させていた。遅れて帰宅した弟も加わり、総出での捜索となった。    ポチは、私達が荷物運びを終えて一息ついた午後4時20分頃から、甥がポチがいないことに気付く4時40分頃までの僅か20分間に、...

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2005/11/27

第52章 ポチが失踪した日(1)

 私の郷里である京都府福知山市は、古くからの城下町で、戦国時代には明智光秀の所領地として栄えた。 現在は、人口7万人弱の京都府北部の主要地方都市となっていて、平成18年1月には、近隣の三和町、夜久野町、大江町と合併することが決まっている。    私の実家は、この福知山市内の郊外にあり、日本海につなが...

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2005/11/21

第51章 ポチとの最後の旅行

 平成16年の夏、お盆の帰省の時期を迎えて、私達は、ポチを例年のように、田舎に連れて行くか否かで大変に迷っていた。    体力的にかなり弱っていたポチを、N獣医師の所で預かってもらえれば、専門家の管理下で安心ではあった。  しかし、ポチの最期には立ち会ってやりたい私達にとって、万が一私達の帰省中に、...

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2005/11/15

第50章 悲しき「ポチの開き」

 ポチは、暫く私の手作りの「ちゃぶ台」を重宝して使っていたが、体の衰えは止めるべくもなかった。 私は更に、ポチの体を支える台を作り、ポチが食事中その台を、お腹の下にあてがうことも試みたが、上手くいかず、その台は廃棄となった。  ポチはヨタ付きながらも、自力でどうにか餌を食べることができたが、その内、...

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2005/11/09

第49章 ポチのちゃぶ台

 足腰の衰えてきたポチは、家に居る時、殆んどうつ伏せになって寝ていた。 但し、食事時と、水を飲む時は、懸命に両足を踏ん張りながら、時間を掛けて立ちあがった。しかしながら、その足はぶるぶると小刻みに震え、長時間立っていることは出来なくなっていた。  更に、餌を食べたり、水を飲むためには、どうしても頭を...

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2005/11/04

第48章 ポチとの散歩

 ポチが、前の飼い主の事情により我が家にやって来たのは、平成2年の秋、良く晴れた日曜日であった。ポチが2歳の時である。 突然に犬を飼うことになった私達は、飼育方法を飼いながら学ぶということになった。    散歩の時、若いポチは、鼻を地面に擦り付けるようにして匂いを嗅ぎながら、右へ左へと力強くリードを...

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2005/10/27

第47章 「お犬様でしたか。」敬語を使われたポチ!

 月日の経過と共にポチは、「ゴヘェ~ッ!、ゴフェ~ッ!」と、薬では抑えられない咳をするようになっていた。  無事夏を過ごし、秋が過ぎ、冬の寒さに耐えているポチにとって、2月は花粉症が始まる二重の苦しみの月である。平成15年のことであった。    「ゴフォ~ッ、グッ、グッ、グフェッ~クション!!」本当...

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2005/10/20

第46章 ポチ、ストーブの前に座り込む

 心臓病の進行により血液の循環が徐々に悪くなったポチは、秋も深まり少し肌寒くなっただけで、私達のそばに来てピッタリと寄り添うようになった。平成13年の晩秋からである。    更に、初冬に入るとポチは、天然の毛皮を着ているというのに、寒い寒いと小刻みに震えた。家内が台所に立っているときも、のそのそと近...

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2005/10/14

第45章 ポチ!冷え冷えマット使って!

 心臓の病気を発症してからのポチは、極端に暑さ、寒さに弱い犬となってしまった。一方、自然派の家内は、夏でも余程暑くないと、エアコンを入れない主義であった。    ポチが「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、」と暑い息を吐きながら、家の中の涼しい所を求め歩いて、「暑いよう~」と家内に訴え掛けても、「ポチッ!大袈裟...

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2005/10/07

第44章 ポチは三味線大好き

 投薬の影響でお漏らしをし始めたポチは、有り難い事に、オムツを付ける事を嫌がらなかった。散歩から帰り、足を洗ってから家の中に入り、すぐゴロッと寝ているポチに、「ポチッ、オムツ!」と言いながら、お腹をポンポンと軽く叩くと、ポチは、「ヨイコラショ、」とばかりに立ち上って、上手にオムツを付けさせてくれた。...

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2005/09/30

第43章 ポチのオムツのバージョンアップ

 ポチのお漏らしを防ぐオムツについて、市販のオムツでは納得出来ない家内は、薬局で、大人用のフラットのオムツを買って来た。  そして、何やらハサミを出してきて、オムツを三等分に切り始めた。ガムテープも引っ張り出して来て、テープの真ん中から半分に縦に切り始めた。  切ったオムツの切口を、先ほど縦に半分に...

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2005/09/22

第42章 ポチのお漏らし

 11歳の初冬、老犬に多い僧帽弁閉鎖不全症という心臓の病を発症したポチは、以後、症状の進行を遅らせる薬を服用しながら、病気と付き合っていく生活をすることになった。  改めてこの病の要点を書くと、心臓の左心房と左心室とを隔てる僧帽弁が、うまく閉まらなくなる病気である。弁と、弁を操作する腱に障害が起こる...

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2005/09/17

第41章 ポチが発病した日

 ポチが、再びいやな咳をするようになったのは、平成11年の初冬である。 この年の春先にも、時々同様の咳をしていて、その後治まっていたが、冬を向え再発したのであった。  「ゲホ~ッ、ゲホ~ッ、カア~ッ!」、「ゲホ~ッ、ゲホ~ッ、カア~ッ!」と、苦しそうであった。  散歩中の時は、歩くのをやめ、背中を少...

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2005/09/11

第40章 ポチの病の兆候

 平成11年初夏、ポが「ゼエーッ、ゼエーッ、カッ!」と言うような、いやな感じの咳を、時々するようになった。  元来、アレルギー体質であったポチは、春先から初夏にかけて、花粉症になる。鼻が詰まったポチは、苦しそうに口で息をし、そして「フェ~クション!フェ~クション!」と大きなくしゃみをする。まるで人間...

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2005/09/04

第39章 ポチのレインコートはゴミ袋

 ポチは散歩が大好きであった。彼が我家に来て以来、私達が泊り掛けで出かけるとき以外は、大雨であろうが大風であろうが、ポチは散歩に行きたがった。  室内で飼うことになってからは、雨の日や、雨上がりの散歩の後は、ポチの濡れて汚れた体を、きれいに手入れするのが大変であった。  今でこそ、雨の日にレインコー...

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2005/08/29

第38章 ポチの逆襲

 ポチを連れた家内の帰省は、介護をする義父が、肺炎を併発したことにより、思いも掛けず早く、終焉をむかえた。  当時、毎年私と家内は、梅雨明けの7月、二泊三日程度の夏山登山を楽しんでいた。家内は、義父の介護中であったが、容態が安定していたこともあり、この年平成10年も、お世話になっているN獣医師にポチ...

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2005/08/27

第37章 ポチのエピソードⅤ 新幹線編

 ポチにとって、新幹線、山陰線の、狭いゲージの中の旅は、大人しく利口にしていたとしても、かなり辛いものだったらしい。    それは、何回目かの旅のことであった。いつものように、車で新横浜駅まで家内とポチを送り、駅前周辺でポチを散歩させ、いざゲージに入れようとした時、ポチはさっさと車に乗ろうとした。 ...

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2005/08/21

第36章 ポチのお見舞い訪問(2)

 ポチは、家内の父のお見舞いを果たした。  実父の介護を終えた家内には、今度は自宅までポチを連れて、帰りの旅が待っていた。  義姉に、山陰線の園部駅まで車で送ってもらい、駅広場で散歩を済ませた後、ポチはゲージの中に入る。  「さぁ~ポチ!ゲージに入るよ!」と、家内に声を掛けられたポチは、ささやかな抵...

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2005/08/20

第35章 ポチのお見舞い訪問(1)

 新幹線と在来線を乗り継ぎ、京都府の片田舎までやってきたポチは、道中不安だらけであったであろうが、顔見知りである義姉の迎えの車の中では、後部座席の上で安心しきって瀑睡していた。  車が家内の実家の2~3キロ手前まで来ると、ムクッと立ち上がり、尻尾が上った。義姉が後ろを振り向き、「ポチッ、家に着くのが...

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2005/08/11

ポチの休憩室

 我が家において、ポチが誰をリーダーと思っていたか、このブログを書き始めるまで疑問であった。 しかし、ポチの色々なエピソードを思い出し、整理していくうちに、忸怩たる思いではあるが、ポチは家内を我が家のリーダーと認識していたことは間違いないようである。    そこで、私の事が問題であるが、日曜日以外、...

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第34章 ポチが山陰線に乗った日

 JR山陰本線は、京都駅から山口県下関駅まで続く、近畿地方と中国地方を結ぶ日本海側の在来線である。因みにJR西日本は、現在この路線を、おしゃれな呼び方で、嵯峨野線と呼称している。    ポチを入れたゲージを抱えた家内は、やっとの思いで京都駅の山陰線のホームの端にたどり着いた。更に乗車位置まで家内は歩...

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2005/08/08

第33章 ポチが新幹線に乗った日(3)

 家内は、ポチを入れたゲージを駅弁のように首から吊り下げ、背中にはリュックを背負いながら、新横浜駅の新幹線の改札を抜け、ホームへ上るエスカレーターに乗った。ポチが入ったゲージは約16kgにもなり、家内にとって想像以上に重いものであった。  ホームまで上った後、ゲージに付けたベルトを首から外し、ゆっく...

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2005/08/04

第32章 ポチが新幹線に乗った日(2)

 ポチを新幹線に乗せるため、出発前日に、ポチをゲージに入れる訓練を、自宅で始めた家内であったが、犬小屋にさえ入らないポチが、そう簡単にゲージに入るはずもなく、彼と家内とのバトルがスタートしたのである。  リビングの真ん中に、麻紐で頑丈に補強されたゲージを置き、ポチをジャーキーでゲージの前まで誘導しよ...

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2005/07/29

第31章 ポチが新幹線に乗った日(1)

 平成10年の春から夏にかけて、ポチは家内に連れられ、横浜・京都間を計4往復、新幹線に乗った。小型犬でなく中型犬が新幹線に乗ることは珍しいことであるが、そのいきさつは以下のごとくであった。  この年が明けて間もなくのことである。84歳で一人暮らしであった家内の父が、京都府三和町の自宅にて脳梗塞で倒れ...

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2005/07/24

第30章 無念!ポチ去勢される!

 夕食後、ポチは私達の側で過ごすのが日課であった。ソファでくつろいでる私達の側でポチは、家内の膝に寄り掛かり、ゴロリと寝転ぶのが好きであった。    その内に、お腹を擦ってくれと、寝転んだまま前足で、私達の足をカリカリと擦る仕草をするのである。テレビに見入っている時の私達は、ソファに座ったまま足で、...

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2005/07/22

第29章 ポチの友達・ゴメちゃんの思い出

 ポチには散歩中に出会う犬の友達が何匹かいた。ポメラニアンのオスで「ゴメ」という名の犬とは、お互い大変に気が会っていた。    我が家と同じくゴメの飼い主さんも、ご主人と奥さんが交代で散歩をされていた。  家内とポチが散歩をしている時、奥さんと散歩中のゴメがポチを見かけると、ダッシュで駆け寄ってきて...

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2005/07/18

第28章 ポチは前科一犯!?

 その事故は突然に起こった。ポチが家内に連れられて散歩の途中、家内の知人の女性の手を咬んだのである。  散歩に夢中のポチの前に、突然彼女は坂の上から駆け下って来た。彼女はそれまで、犬が嫌いなはずであったが「我が家でも、今度犬を飼い始めたのよ!」と言いながらポチの目の前で急停止して、坂の上手からサッと...

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2005/07/16

第27章 ポチのお見送りとお出迎え

 ポチはアレルギー犬になったり、胃腸が弱かったり、さらに老犬になってからは心臓肥大になったりと、色々体に変調をきたし、私達をハラハラさせる犬であった。    しかし、ポチは日々の生活の中で、私達を癒してくれる大切な存在であったことも確かである。私達が癒されるポチの行動の中で、私達をお見送りしてくれる...

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2005/07/14

第26章 ポチはアレルギー犬(3)

 ポチがくしゃみをする、「ヘェ~クショ~ン、ヘェ~クショ~ン」。ポチは、何とも大胆で人間そっくりなくしゃみをする犬であった。季節は11月の終わり、ポチの花粉アレルギーが始まったのである。  今でこそ、犬にも花粉アレルギーがあるのは常識となってきているが、当時は私達も知らなかった。ポチがくしゃみをする...

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2005/07/12

第25章 ポチはアレルギー犬(2)

 ポチは蚤取り首輪に対するアレルギーの他、皮肉にも、犬を守るべきはずのフィラリアの予防薬に対しても強いアレルギー反応を示した。当初はそうでもなかったのだが、ある時期から顕著に表れるようになったのである。  フィラリアの薬は5月から11月までの間、月に1回飲ませる。その時も、いつものように家内は、ウイ...

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2005/07/09

第24章 ポチはアレルギー犬(1)

 ポチはアレルギー体質の犬であった。当初外で飼っていたときには感じなかったが、室内犬となってからは、だんだんとひ弱なお坊ちゃま犬になってしまった。    毎年、蚤の発生するシーズンになると大変である。自分の尻尾を気が狂った様に追いかけてくるくる回り、見ているこちらが目が回るほどである。  ある年家内...

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2005/07/07

第23章 ポチはお騒がせ犬

 ポチの散歩については、私達夫婦間でその役割を決めていた。平日の散歩は基本的に家内の日課、そして、休日、土曜日の夕方、平日でも帰宅の早い日は私の日課であった。  その日私は、仕事先からの直帰で早く帰宅したため、ポチの散歩を受け持つこととなった。散歩に出かける直前に家内から「手術した所、最近良く舐めて...

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2005/07/06

第22章 ポチが好きになった犬「チャコ」

 ポチが特に好きになった犬は2匹いた。一匹は前述の柴犬「マリ」で、もう一匹は雑種犬の「チャコ」であった。 チャコはポチよりかなり年上で、お姉さんというより、どちらかというと叔母さんというニュアンスであった。  チャコの特筆すべきは、体のつくりはポチに比べ小ぶりであったが、白地に薄茶の斑の毛並みといい...

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2005/07/04

第21章 ポチが好きになった犬「マリ」

 ポチとの散歩では、色々な犬との出会いがあった。事故に結びついた残念な出会いもあったが、逆に微笑ましい出会いもあった。  家内とポチが散歩中のことである。急にポチが立ち止まり尻尾を振りながら、遠くからこちらに向って歩いて来る犬をじっと待つ。優しそうな奥さんに連れられた柴犬であった。その犬はオドオドし...

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第20章 ポチが手術を受けた日 

 ポチは右後ろ足の中指を、怪我による手術のため無くしていた。  ある日、家内がポチを連れて散歩中のことであった。突然、リードをはずされた犬が、吠えながらポチに向って突進してきた。ポチは最初その犬に対し、尻尾を振っていたとのことであったが、委細かまわずその離れ犬は、ポチに飛びついてきた。  離れ犬とポ...

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2005/07/02

第19章 ポチの大好物「ウインナー」

 ポチは散歩に集中する犬であった。散歩の途中、知り合いの誰かが「ポチッ」と声を掛けてくれても全く知らん顔。わき目も振らず散歩に集中した。  ポチの散歩コースの途中、奥まった所に、家内の友人の家がある。  彼女が我が家に来たときは、他の知人が来たときと同様に、ポチはいつも大歓迎の仕草を見せた。彼女にも...

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2005/06/29

第18章 ポチのエピソードⅣ 寿司食っちまったの!?

 ポチは人間好きであった。そして私達の友人達が来訪すると大変に喜んだ。  友人の来訪を知らせるチャイムが鳴ると、ポチは尻尾を振りながら、玄関まで一目散に駆けて行き、お出迎えした。  私達は年に何度か、ある友人夫婦とマージャンを楽しむ。  土曜日の夕方から始め、日曜日に掛かる頃まで行う。  因みに、夫...

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2005/06/22

第17章 ポチのエピソードⅢ 寿司食いねぇ~

 ポチの主食は、家内手作りの牛肉・鶏肉・豚肉と人参等野菜の炊き合わせであった。これらに、軟骨・砂肝・レバー等を取り入れ、ポチが喜ぶように色々工夫し、適量のご飯と混ぜ食べさせていた。ドッグフードには見向きもしなかった。    獣医師のN先生からは、「ドッグフードは栄養のバランスも考えられています。飼主...

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2005/06/17

第16章 ポチのお泊りⅢ 友人のお迎え編

 ポチをN先生に預けての旅行は、出来るだけポチに負担をかけないよう努力した。 私達夫婦の趣味のひとつは、山登りである。ポチが我が家の一員になってからは、泊まりでの山歩きを極力少なくしたが、高山植物が一斉に花開く夏山シーズンともなると、話は別である。ポチには我慢してお泊りしてもらうこととなった。  ポ...

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2005/06/14

第15章 ポチのお泊りⅡ チェックアウト編

 ポチをN先生に預けての旅行は、私も家内もポチに対し、やましさを感じていた。    旅先から帰るや否や、家内はウンチ袋を手に、N医院に駆けつける。  医院の奥のケージから開放されたポチは、床を転がるように滑りながら、千切れんばかりに尻尾をふり、声に成らない声を発しながら、家内の膝に飛び込んで来て、顔...

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2005/06/10

第14章 ポチのお泊りⅠ チェックイン編

 私達の楽しみの一つは旅行である。もちろんいつもポチを連れて行ってやれればいいのだが、1、2泊の国内バスツアー、数年に一度の海外旅行ともなると、そうもいかない。  有り難い事に、我が家から歩いて2~3分の所に、掛かりつけのN獣医さんがあり、ポチを預ける時は、いつも先生にお願いしていた。  旅行に行く...

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2005/06/06

第13章 ポチは人の言葉がわかる?「シャンプー」

 ポチは私達の言葉をある程度理解していたと思う。 彼はシャンプーが大嫌いであった。ポチをシャンプーするときは浴室を利用していた。    天気の良い日曜の朝、ポチをシャンプーするべく、家内はポチ専用のバスタオルをそっと用意し、風呂場の脱衣場の床にやはりポチ専用の足拭きマットを敷く。朝の散歩の後、リビン...

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2005/05/29

第12章 ポチのエピソードⅡ 家出癖

 ポチは家出をするのが得意であった。前の記事でも書いたが、私達がポチの脱出防止の工夫をすれば、更に彼は、金網ネットの下の地面を掘って抜け出したり、私達が居ると、「とてもこのフェンスは越えられないよ」と言うように、フェンスに飛びつきもしないのだが、私達がいないと、懸命に跳びつきよじ登って、脱出していた...

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2005/05/28

第11章 ポチのエピソードⅠ 雷が怖い

 ポチは雷が大きらい。大変恐ろしく、苦手であった。  空模様がまだ明るく、私達には全く雷鳴が聞こえていなくても、ポチには聞こえるらしく、ぐっすり寝ていたとしても急に頭をもたげ、目の焦点を遠くに合わる。耳をそばだて、遠くのかすかな音に聞き入る。  その音が雷鳴と分かると、とたんに落ち着きがなくなり、む...

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2005/05/11

第10章 ポチと米軍厚木基地へ行った日

神奈川県大和市と綾瀬市にまたがって広大な敷地を有する米海軍厚木基地は、地元住人との交流をはかる為、年に2度程日曜日に、基地開放日を設けている。開放日には、一般の人達が大勢押し寄せ、普段我々が入れない基地内は、活気に溢れる一日となる。    平成8年の春、桜が満開の頃、基地開放日に私達は、ポチと一緒に...

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2005/05/04

第9章 ポチと白馬村、東尋坊を旅した日(3)

 長野県小谷村のペンションに一泊したポチと私達は、翌朝早く北に向い出発した。その日は雲ひとつない晴天で、真夏の太陽が朝から照りつけていた。この年の夏は特別暑かったのを記憶している。  新潟県へ出て、西に進路をとり、富山県を通過し、福井県の越前海岸に着いたのは昼過ぎだった。ポチの車酔い防止のため、後部...

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2005/04/29

第8章 ポチと白馬村、東尋坊を旅した日(2)

 平成7年のお盆休み、私達とポチは長野、福井を経由して、京都府北部の福知山までの旅の途中であった。昼頃、白馬村に着いた私達は、岩岳という白馬岳が展望できる低山の駐車場に車を止め、ポチと一緒に登った。  岩岳はハイキングコースにもなっているが、その日登っている人はほとんどなく、私達だけの世界であった。...

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第7章 ポチと白馬村、東尋坊を旅した日(1)

 平成7年8月のお盆休みにポチを連れて、長野県から日本海へ抜け、福井県を経て、私達の郷里である京都府北部の福知山まで旅をした。    この年の夏は休日の並び具合が良く、何時もの年より長く休暇が取れたので、白馬岳のふもと長野県小谷村の、ペット連れで泊まれるペンションに一泊し、翌日小谷村から日本海まで北...

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2005/04/02

第6章 ポチとあじさいの町に行った日

 神奈川県西部の開成町は、田園風景が広がる農業の町である。田んぼのあぜ道に、ずらりと並んで植えられたあじさいが、6月には一斉に咲き、雨にけむった風景に溶け込むように風情がある。毎年あじさい祭りが開催され、近隣から人を呼んでいる。    平成7年6月に、私達はポチを連れ、開成町へ行った。薄曇りの空模様...

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2005/03/12

第5章 ポチと桃源郷へ行った日

  山梨県の一宮町、御坂町一帯は、桃の産地で有名な地域で、春には、あたり一面香るような、ピンクの絨毯を広げたようになる。関東の桃源郷として人気がある。  平成7年4月半ば、私達はポチを連れて、御坂町へ遠出をした。薄曇りの空から柔らかな日の差す、穏やかな日であったのを記憶している。    車を広い農道...

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2005/03/06

第4章 ポチと吾妻山へ行った日

 神奈川県二宮町にある吾妻山は、山と言うより家族連れで手軽に登れる丘である。春には菜の花が咲き誇り、富士山の展望が素晴らしいことで、地元の人々に大変人気がある。平成7年3月、その吾妻山へポチと家内とで登ったことがある。  自宅から車で1時間、午前中に出発する。人気のお出かけスポットのため、早めに着か...

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2005/02/27

第3章 ポチと初めて遠出した日

 ポチと車で初めて遠出したのは、平成2年の暮、私達夫婦の故郷に帰省した日だった。私達夫婦は京都府北部の出身で、二人の実家は互いに隣町にある。  毎年、盆と正月には車で帰省し、それぞれの実家に、3日から4日づつ滞在するのを、恒例としていた。  ポチを連れて帰省するか、自宅近くの獣医さんへ預けていくか、...

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2005/02/23

第2章 ポチと初めて逢った日

 ポチと初めて逢ったのは、ポチが我が家に来る1週間前の日曜日の午後である。それより何日か前に家内から、犬を飼ってもよいかと言われていた。    私の住んでいる神奈川県綾瀬市は、米海軍厚木基地、米陸軍座間キャンプが隣接し、そこに勤務しているアメリカ兵達、その奥さん達が、サイドビジネスで英会話教室を主催...

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2005/02/19

第1章 ポチが我が家にやって来た日

 ポチが我が家にやって来たのは、平成2年の11月も終わりの頃で、庭には、散り残っているコスモスが咲いていたのを記憶している。彼の生まれた年月は分からなかったが、家内からは、2歳になっていると聞かされていた。    晩秋、晴れた日曜日の午後、まだ若い前の飼い主夫妻とポチは、彼の犬小屋と一緒に、車に乗っ...

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